いまさら聞けないディスプレイケーブルの種類と選び方~HDMI,VGA,DVI,DisplayPort,USB Type-C~

映像が正しく表示されない、、、

種類が多くてどれを選べば、、、

 

 

 モニターを購入したもの、種類の多いディスプレイケーブルに迷って、お使いの機器に適しているケーブルの選択が分からないという方もいるでしょう。

 

 

 ディスプレイケーブルとは、文字通りディスプレイとパソコンなどを接続するケーブルのことを指しています。 形状が物理的に異なるため、接続したい端子に合った規格のディスプレイケーブルを選ぶことが必要です。



 この記事では、ディスプレイケーブルの種類やさまざまな特徴、選び方についてご紹介します。

 

 

HDMI (高精細マルチメディアインターフェース)

デジタル映像と音声を1本のケーブルで伝送できる最も一般的な規格

● バージョン2.1では最大48Gbpsの転送速度に対応し、4K/144Hz、8K/60Hzの出力が可能

● HDCP(著作権保護)に対応しております、テレビやゲーム機、Blu-rayプレイヤーなど幅広い機器で採用

● ARC/eARCによりテレビからAVアンプへの音声出力も可能

● 家庭用機器における事実上の標準規格

 

【HDMI対応モニターはこちら】

 

 

 

VGA (ビデオ グラフィックス アレイ)


● 1987年にIBMが開発したアナログ映像規格

D-Sub15pinケーブルとも呼ばれている

● 最大解像度は理論上2048×1536程度ですが、視界の劣化が起きやすいです

● アナログ信号のため、ノイズの影響を受けやすく、長いケーブル配線には不向き

● 古い機器との互換性のために残されているが、新製品では採用が激減

 

【VGA対応モニターはこちら】

 

 

 

DVI (デジタル ビジュアル インターフェース)


● 映像専用の古い規格で、デジタル音声配信には非対応

● シングルリンクで1920×1200@60Hz、デュアルリンクで2560×1600@60Hzまで対応

● DVI-D(デジタルのみ)、DVI-I(デジタル・アナログ両対応)、DVI-A(アナログのみ)の3種類が存在します

● HDCPに対応しているものもあるが、現在は新製品での採用は減少傾向

 

【DVI対応モニターはこちら】

 

 

 

DisplayPort


● 主にPC向けに開発された高性能デジタル映像・音声規格

1本のケーブルで映像・音声・制御信号を送信可能

● 最新のDisplayPort 2.1では最大80Gbpsの転送速度を実現

● 8K/60Hz、4K/240Hzなどの高解像度・高リフレッシュレート出力に対応

● デイジーチェーン接続で複数モニターの接続が可能

● G-SYNC、FreeSyncなどの柔軟なリフレッシュレート技術をサポート

● プロ用途やゲーミングモニターで多く採用されている

 

DisplayPort対応モニターはこちら

 

 

 

USB Type-C

表裏どちらでも挿せるリバーシブル設計

● 1つのポートで様々な機能に対応できる汎用性の高さ

● USB Power Delivery対応で最大240Wまでの給電が可能

ノートPCなどの大型機器への充電にも対応

オーディオ出力にも対応

● 1本のケーブルで複数の機能を同時に使用可能

 

※現状モニタヤではUSB Type-C対応モニターの取り扱いがありません、、、

 

 

 

 

各用途別の推奨ケーブル

一般家庭用機器 ⇒ HDMI

ゲーム機 ⇒ DisplayPort

古い機器との接続 ⇒ VGA または DVI

最新モバイル機器 ⇒ USB Type-C

 

 

 

最近の傾向、、、

● HDMI と DisplayPort が主流となっている

● USB Type-C の採用が急速に拡大

● VGA と DVI は徐々に廃れつつある

● より高解像度・高リフレッシュレート対応の必要性増加

● マルチメディア機能の統合化が進む

 

 

出力と入力の違い

 パソコンやデジタルカメラを説即しても、映像を出力できるとは限らない

 

 最新のディスプレイケーブルには入力部分・出力部分という概念はありません。ただし、パソコンやモニターに備え付けられた端子には、「入力」「出力」「入出力」といった明確な違いがあります。

 パソコンに標準搭載している多くのモニター接続用端子は「出力用端子」なので、スマホやデジタルカメラを接続しても映像が入力できるわけではありません。

 

 

 

機器や端子に合わせたケーブル選びを

 「パソコンからモニターへ映像を出力できるため、同じ差し込み口(ポート)から逆に映像を入力できる」と思われてしまう方もまれにいます。各機器や端子に合わせたケーブルを選び、正しい接続をしなければ最大のパフォーマンスを発揮できない点にご注意ください。

 

 

 モニタヤでは、モニター購入時にオプションとして、VGA・DVI300円HDMI・DisplayPort500円でお付けすることも可能です!

 電源ケーブルもセットでお届けしますので、届いたその日からモニターをご使用になれます!

 

 

 

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